【読書メモ】Rのつく月には気をつけよう ★★★☆☆

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あらすじ

長江高明、熊井渚、湯浅夏実の3人は、大学時代からの飲み仲間。最近は、ゲストを一人招いて不定期に飲むのが習わしになっている。
そんなゲストが持寄る、酒の肴の思い出話とはー

短編タイトル

Rのつく日には気をつけよう

知人のホームパーティでカキにあたってから、それがトラウマになっている柏木一重。そのホームパーティでつかれた嘘とは。

夢のかけら 麺のかけら

チキンラーメンにお湯をかけずに食べるのが趣味な男、塚本。そのチキンラーメンが原因で彼女と喧嘩したそうだが、そのとき彼女がついた嘘とは。

火傷をしないように

ホワイトデーに、意中の男性・高坂から固いパンをわたされた明日香。明日香と高坂、二人の 深読み とは。

のんびりと時間をかけて

彼女の得意料理だったはずの角煮が固かったことから、別れることになってしまったエリート・赤尾。固い角煮で、彼女は何を伝えたかったのか、

身体によくても、ほどほどに

ぎんなんで小さな頃の記憶が蘇り、マリッジブルーな塩田。婚約者は、なぜプロポーズで「ぎんなんを、家でも食べようね」と発言したのか。

悪魔のキス

海老アレルギーの健太。彼が朝起きると、唇だけがアレルギーで腫れていた。それを見て、他の女性とのキスを疑う彼女。昨晩、彼に何があったのか…。

煙は美人の方へ

3人が大学時代、キャンプしたときのエピソード。主役は彼ら。大団円。

感想

この本、グルメミステリーというジャンルに属するようです。飲みながらの会話というスタイルなだけあって、さくさく読めるのが特徴的な短編集。

エピソードもさることながら、こんな友人関係って素敵だなと思いました。
ちなみに一番のお気に入りは、「火傷をしないように」です。甘酸っぱい!!(^^;

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