【読書メモ】決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法★★★★★



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内容紹介

簿記を勉強しなくても会計の仕組みがわかる!
ポイントは財務3表の5つの「つながり」。
損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)を、
具体的な会社の事業活動を通して同時に作り、「つながり」を徹底解説。
新会計基準やM&Aの仕組みも、すいすい理解が進む。
まったく新しい会計学習法の誕生!

※出典:決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

財務3表のつながりがわかる

会社の動きと連携

会社は、①お金を集める→②投資する→③利益をあげる というサイクルを繰り返しています。そして財務3表はそのサイクルを表現しているものだ、という内容は、まさに目からウロコでした!

財務3表一体理解法

3表のつながりと、キャッシュフローの意味が見えてくる

この流れが理解できると、キャッシュフロー計算書の意味が分かってきます。財務キャッシュフロー(CF),投資CF,営業CFが、先ほどの会社の動きとそれぞれ連携。それぞれの項目の大小を見ることで、会社の実態が見えてきます。

実例を交えて紹介

本の中では、具体的な会社の動きが、それぞれ①②③のどれに該当し、どのような経理処理がなされるかを実例を交え紹介。商品を仕入れたらどうなるか?などの実例が充実しており、イメージしやすい内容となっています。

「仕訳」は、利益に影響あるかどうかから考える

仕訳をイメージするにあたっては、
(1)まずはその取引がPLの利益に影響するかどうかを検討。
(2)利益が増減すると、BSの利益剰余金も動く。
(3)BSの左右は一致するので、資産か負債が増減する。
(4)最後に、CSがどうなるかを考える。

この、利益に影響するかどうか?から考えるという方法は非常にイメージしやすいものです。

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