学歴フィルターをなくしたいのなら
ロボットに選考させるしかない、という話。
先日就活生と話す機会があり、それを機に
久々にいろいろ就活について情報収集してみました。
長年の根強い問題?噂?として残っているのが、学歴フィルター。
高学歴な学生以外は書類選考で落とされてしまう、というアレです。
そんな学歴フィルターが、なぜ発生してしまうのか考えてみました。
おそらく以下の二つがメインでしょう。
高学歴の学生の方が優秀(な割合が高い)
これはよく言われている内容ですね。
何千人と募集してくるような大企業においては、
採用にかかるコスト・人件費を削減するため
学歴を足切りに用いているというもの。
とてつもなく優秀な学生を取り逃す可能性はあるものの
何百人も採用する企業においては
全員それなりに優秀な学生を採用する手段としては有効でしょう。
面接担当者と雰囲気が似ている
個人的には、これが学歴フィルターを
(無自覚に)助長しているのではないかと思っています。
多くの企業で、人事部でない社員が面接官を担当するケースがあります。
人事のプロではないので、当然ながら
「自分が一緒に仕事をして楽しそうか」という視点が強くなるはず。
すると、面接官は自身に似たバックグラウンドを持つ学生を
(無意識のうちに)選考通過させることになるでしょう。
最近強く思うのですが、同じ大学出身者は
やはりどことなく雰囲気が似ています。
仲良くなってから出身大学を聞いてみると実は一緒だったり、
なんてこともしばしば。
おそらく育ってきた環境が似ている、などの要因がそうさせるのでしょう。
だから、学歴フィルターを突破した社員が面接官となり
その面接官が自分と同じぐらいの学歴の学生を採用し・・・
という連鎖が、学歴フィルターをより強固なものにしていくのではないでしょうか。
そもそも母校愛が強いケースもありますし(笑)
もし本気で学歴フィルターを排除したいのであれば
就活生を自動で採点できるようなスゴいロボットでも作って
定量的な採用試験をするしかないのでしょうね・・・。
ということで、就活の学歴フィルターについて
雑感を書き連ねてみました。