「マティーニ」というカクテルの名前は、誰しも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?それもそのはず、マティーニはカクテルの王様と言われているお酒です。作る側、バーテンダーからしても実力が試されるカクテルと言われており、「マティーニから始まりマティーニで終わる」とまで称されています。
マティーニの作り方
そんなマティーニ、作り方はいたってシンプル。「ドライ・ジン」に「ドライ・ベルモット」を加え、オリーブを添えるだけです。
ドライ・ジン | ドライ・ベルモット | オリーブ |
原料は麦・ジャガイモなど。ジンの代わりにウォッカを使った場合は、ウォッカマティーニと呼ばれる。 | 白ワイン+スパイスで作られるフレーバードワイン。食前酒としても飲まれる。 | マティーニのレシピを形成する重要なアイテム。オリーブがないマティーニは「ギブソン」と呼ばれる。 |
ただドライ・ジンやドライ・ベルモットにはたくさんの種類があります。その銘柄や使用する量などオリーブの種類までもが味を左右されると言われます。実際、レシピは200種類以上あるともいわれる、非常に奥が深いカクテルなのです。
マティーニにあう料理
苦みのあるクラッシックマティーニには癖のあるチーズや塩気のあるナッツが合います。
逆に甘めのマティーニにはフルーツが合います。
ジンを使わないウォッカマティーニには意外に甘いタルトなどが相性◎です。
マティーニの由来と、人気の理由
マティーニの由来
起源は諸説ありますが、NYのバーテンダーであったマティーニが1910年ごろに考案した、という説が有名です。
マティーニの人気は映画から
だれもが知る「007」
マリリンモンロー「七年目の浮気」
最近では「sex and the city」
といった有名な映画で、多くの俳優が飲んでいることから、人々の間で大流行。
今の人気を形作っています。
バーでマティーニを
マティーニでその店がわかるとも言われていますので、好みの味を作ってもらうのも「ツウ」です。マティーニには歴史や作り手の腕の見せ所、有名人の逸話など味以外にも色々な秘話があります。そんな話をしながら、バーでマティーニを飲みたいですね。