最低限の学習時間で、ITパスポートに独学合格する人の勉強方法

学生 教育

先日、ITパスポート試験に一発合格することができました。試験勉強をしていく過程で、「最初の一歩を間違えると、学習時間が無限にかかる試験」だと感じました。ですのでこれから受験される方が間違った勉強法を選ばないよう、絶対に意識すべき心構えについてご紹介します。

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ITパスポートの意義と勉強方針

ITパスポート(iパス)とは

そもそもITパスポートとは?というところですが、この試験を運営する情報処理推進機構(IPA)は、試験の意義を以下のように定義しています。

ITパスポートとは
【ITパスポート試験】iパスとは

上記のとおり、ITパスポートを受験することで社会人や学生として備えておくべき、基礎的なIT・経営スキルを網羅的に学習できるのです。

IT・経営スキルの基礎固めが目的

両手
ITパスポートの意義が、IT・経営スキルの基礎固めにあるということは、何を意味するのでしょうか。それはこの試験では、知識の深さよりも、知識の広さが求められるということです。

そして試験勉強を進めていく過程で、ITや経営に関する物事の考え方を身につけることができます。実際私も非エンジニア職ですが、試験範囲であるプロジェクトの管理・推進方法については、実務に活かすことができています。

そういった意味では、「試験に合格するための勉強をするだけでも、将来に役立つ」という、なかなか珍しい資格といえるでしょう。

試験勉強は順序が大切

階段 ステップ
ITパスポート試験の意義を考えると、試験勉強への取り組み方も見えてきます。それは、「学習の順序を意識する」ということ。
より具体的には、

(1)まずは試験範囲の大枠を理解する。
(2)大枠を理解した後、細かい用語の理解・暗記を進める。

というのが、基本的な学習スタンスになります。

Webで「ITパスポート 勉強時間」などで検索すると、人によって勉強時間がバラバラであることに気づくでしょう。枠の理解をすべて丸ごと暗記しようとしてしまうと、その試験範囲の広さ故、学習時間が無限に伸びていくのです。数日の勉強で合格するためには、この(1)→(2)の順序で学習を進めることが必要不可欠です。

繰り返し学習することに力を注ぐ

勉強(学習)
これはどの試験でも同じですが、試験勉強は繰り返し学習が最適です。特にITパスポート試験は試験範囲が広く、覚えるべき用語も多岐にわたりますので、何度も繰り返すことで、しっかり知識を身につけることが有効です。
具体的な学習方法は後程ご紹介します。

独学で合格するための3ステップ

階段 ステップ
それでは、独学でITパスポートに合格するための勉強法をご紹介します。

STEP1:目標と期限の設定

カレンダー
最初のステップとして意外と重要なのが、試験の受験日を決めること。

ITパスポート試験は試験日の自由度が高く、自分の好きなタイミングで受験することができる資格です。それは裏を返せば、期限が決まっていないということ。そこでまずは自分で受験日を決めて、受験料の払い込みを済ませてしまいましょう。あえて自分を追い込むことで、結果的に積極的な学習を進めることができるはずです。

STEP2:概念の理解

読書
試験の申し込みが終わったら、そのテンションのまま勉強に取り掛かりましょう。まずは教材選びからです。

参考書は、ページ数とデザインで選ぶ

先にも述べた通り、参考書を買う目的は試験範囲全体の概念を理解すること。従って、重要なポイントに絞ったうえで、簡潔にまとまっている参考書を買うのがベストです。

そうした参考書を選ぶには、以下2点を満たしている必要があります。
ページ数が少ない(=要点だけが簡潔にまとまっている)
イラスト・表が多い(=文字だらけのテキストより、全体像の把握がしやすい)

こうした条件を満たす参考書としてオススメなのはこちら。

そのタイトルの通り、効率よく学習したい方には最適な参考書です。ただし、コンセプトは「最速合格」なため、試験範囲を100%カバーしているわけではない点には注意が必要です。

通信講座のフルカラーテキストもおすすめ

ITパスポートの試験範囲に、未習の分野が多い場合は、通信講座を活用するのもおすすめ。

例えばフォーサイトのITパスポート向け通信講座は、簡潔で分かりやすいテキストを提供しています。これからITパスポートの受験を検討しているのであれば、まず一度資料請求してみるのがよいでしょう。

ITパスポート

薄いテキストで、超効率学習!
簡潔な文章と、すっきりまとまった図表+イラスト。
さらに勉強の範囲を、試験対策の重要事項のみに集約して掲載しているフォーサイトのテキストは、他のテキストと、厚さが違います。

重要事項のみに絞って、2/3に。
図表+イラストでさらに2/3

これまでのITパスポートテキストの半分以下のボリュームですので、勉強に取り組みやすく、超効率的に合格を目指すことができます。

※出典:フルカラーテキスト・問題集|ITパスポート通信講座のフォーサイト

ちなみにフォーサイトは資格取得の通信教育を専門に行っている会社で、すでに累計受講者数が200,000人に達しようとしています。簿記やFPといった有名な資格に加えて、ITパスポート試験についても教材や問題集の提供を行っています。

もともと研修事業を行っていたこともあり、個人のスキルを伸ばして成長させると言う点には非常に長けている会社です。

テキストは、ナナメ読みでOK

繰り返しになりますが、テキストは概念の理解だけできればOK。1~2時間ぐらいで一気に最後まで読み切ってしまう、ぐらいの意識で大丈夫です。

1回読んだ時点で、60%ぐらい内容が理解できていれば順調すぎるぐらいでしょう。用語の暗記はそれからです。

STEP3:繰り返し学習

虫眼鏡
参考書の通読が終わったら、いよいよ知識の定着を図っていきます。このステップにおいては、「習うより慣れろ」のスタンスが重要。演習問題を繰り返しながら、用語の暗記を進めていきましょう。

演習は、書籍よりスマホのアプリがおすすめ


肝心の演習問題ですが、書籍ではなくスマホのアプリを活用することを強く推奨します。

電車の中など、スキマ時間でも学習しやすい
問題に正解したかどうかの履歴が自動で残る
問題の並び替えも簡単

という点で、アプリのほうがはるかに有利です。またITパスポート試験は4択問題であり、ペンや紙がなくても問題を解くことができるので、その点でもスマホとの相性は抜群です。

先に紹介したフォーサイトの通信講座であれば、道場破り®というアプリを提供しています。このアプリでは、学習箇所の確認テストを受講することができ、実力の把握や復習・弱点克服に役立てることができます。

試験直前には、過去問でトレーニング

受験日が近づいて来たら、過去問で試験に慣れる練習を。知識の定着度合いを確認するいい機会でもあります。
過去問は公式HPからダウンロード可能ですので、繰り返しトライしましょう。

フォーサイトのITパスポート講座の特徴・デメリット

当記事でおすすめの勉強方法として、何度かご紹介したフォーサイトのITパスポート講座。気になるのはその値段や評判、そして合格できるのか?という点でしょう。

フォーサイトのITパスポート講座は、受講料14,800円で提供されています。一般的な資格試験の受講料と聞くと、数万円かかりそうなイメージがありますが、フォーサイトの受講料は非常にお手頃ですね。参考まで、他の資格講座との料金比較をご紹介します。

フォーサイト14,800円テキスト・問題集・講義DVD・e-learning ・そして無料メール質問20回の権利を含む料金。
ユーキャン44,000円「予備知識ゼロでも5ヶ月で合格が狙える!」と言うキャッチコピーで、講座を提供。ストラテジー・マネジメント・テクノロジそれぞれについてテキストを用意しており、無理のないスケジュールで合格したい方向け。
TAC22,000円教室講座or通信でのウェブ講座2種類を、いずれも同じ価格で提供。どちらも計13回の講義をDVDまたは教室で受講。CBT方式のウェブテストは、別途追加料金が必要。

上の表にも記載した通り、フォーサイトの料金には、テキスト・問題集・講義DVD ・ e-learning ・そして無料メール質問20回の権利が含まれています。後者2つが特に特徴ですので、こちらについて詳しく解説していきます。

e-learning(道場破り)が魅力的

勉強を効率的に行うためにはスマホアプリを使ったすきま時間の活用が必要不可欠。しかし、100%の学習効率を引き出してくれるようなiPhone ・Androidアプリは、現状なかなか見つからないのが実態です。

先ほども紹介した、フォーサイトの”道場破り(e-learning)”は、まさにそうした希望を満たしてくれるサービス。問題演習はもちろんのこと、講義倍速チェックや、間違えた問題の履歴確認などをすることができます。

特に試験直前期などは、間違えた問題を中心に復習をしたいもの。そうしたときに、自分の回答履歴が一目で確認できるというのは非常に助かります。

メールで講師に質問可能

参考書や問題集を1人で読んでいて時々とつまずくのが、自分がなぜ間違えているかがわからない…ということ。特に引っかけ問題等では、問題集の解答を読んでも正しく理解ができないといったことも起こりえます。

そんな時フォーサイトであれば、20回までメールでスタッフに無料質問が可能。効率の良い試験勉強のためには、「わからないところはすぐに教えてもらえる」サポート体制があるのは非常に心強いです。

デメリットは、配送のタイムラグ

そんなフォーサイトですが、残念ながらデメリットもあります。それは講座申し込み後、教材到着まで少しタイムラグがあること。参考書のように、思い立ったその日に本屋で購入して勉強開始、と言うわけにはいきません。

もちろん何週間も待たされるようなものではありませんが、今後受験を検討しているのであれば、スケジュールに余裕を持って申し込みをすることをお勧めします。

ITパスポート

気になる合格率は?

そして一番気になる合格率について。フォーサイトのITパスポート通信講座は、その高い合格率が特徴。例えば2016年で言うと、全国平均合格率が48.6%のところ、フォーサイト受講者の合格率はなんと84.2%。会社や学校でITパスポートの受験を義務付けられており、絶対に1回で合格したい方には、非常に頼もしい数字でしょう。

実際に2016年の受講者のうち約半分以上が会社員。忙しいビジネスパーソンに、すきま時間で学習するのにぴったりな教材を提供しています。

専門外の勉強をするいい機会として捉える

ガッツポーズ
高校までならともかく、大学・社会人ともなると、自分の専門分野に関する知識を身につけていくことが多くなると思います。そんな中ITパスポートのように、文系・理系の壁を超えた勉強をする機会は貴重。ぜひニガテ分野・弱点分野に対しても、興味をもって取り組んでいただければと思います。

フォーサイトのITパスポート講座

ITパスポート
フォーサイトのITパスポート講座は、効率を追求した勉強スタイルと高い合格率が特徴。2016年度は、実に84.6%もの受講者合格率を叩き出しました。効率よく一発合格を目指したい方にはお勧めです。受験を思い立ったその日に、受験&講座の申込まで済ませてしまうのが、モチベーション維持のためにもおすすめです。

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