ブログ運営者の多くが導入している広告といえば、Googlgアドセンス。クリック報酬型広告の中では、単価・クリック率ともにダントツでしょう。
私も一時期nendという別のクリック広告一本で運営していましたが、やはり報酬の出方がGoogleアドセンスとは全く違います。
ただ、Googleアドセンスは、運営面でいろいろと注意点があります。
目次
Google Adsenseの規約違反には要注意
ご存知の通り、Google Adsenseはほかの広告と比べ、厳密に規約が定められているのが特徴。アダルト・暴力などはもちろんのこと、アルコールやタバコに関する記事への広告掲載も、明確に禁止されています。
事例付きでのアドセンス禁止事項一覧という意味では、こちらの記事が参考になります。
Googleアドセンスの代替広告を出す手段
ということで、Googleアドセンスの禁止事項に抵触しそうな記事については、広告の掲載を控える必要があります。
しかしアドセンスを表示しない記事も、PVが発生しているので、何も広告を貼らないのはもったいない。
そこで、WordPress上で以下の方法が実現できないかを調査しました。
① 基本はGoogleアドセンスのみ表示
② 特定カテゴリの記事は、アドセンスを非表示
③ ②の記事には、アドセンス以外の広告を自動で表示させる
WordPressプラグインで、記事カテゴリごとに広告を表示/非表示
上記①②③すべてを実現するには、WordPressプラグインの導入が手っ取り速いです。
Display Widgets という無料プラグインをインストールすれば、記事カテゴリごとに広告を出しわけすることができます。
※ちなみに、①②だけであれば、プラグインをインストールする必要はありません。
私の使っているWordPressテーマ「Simplicity」には、特定記事の広告を非表示にする機能がデフォルトで用意されています。
Simplicityで広告を非表示にするページを設定する方法
Display Widgetsの設定方法
Display Widgetsは、WordPressのウィジェットに表示条件を設定できるというのが本来の用途。この用途を、広告の出しわけに応用します。
特定カテゴリの記事で、アドセンスを非表示にする設定
まずは、アドセンスを非表示にする設定から。WordPress管理画面の「外観」→「ウィジェット」と進み、「広告336×280」ウィジェットを選択します。
ここにコンテンツを追加している場合、コード入力箇所の下に選択項目が増えていることがわかるかと思います。
普通にAdsenseコードを貼り付けた後、「Hide on checked pages」を選択。Adsenseを非表示にする記事カテゴリを選択して保存します。
「広告300×250」ウィジェットも同様です。
特定カテゴリの記事で、アドセンス以外の代替広告を表示にする設定
続いて、Adsense非表示の記事で別の広告を表示させる設定です。
まずは「投稿本文中」ウィジェットに、Adsenseではない広告のコードを貼り付け。その後「Show on checked pages」を選択し、当該広告を表示する記事カテゴリを選択して保存します。
「投稿本文下」ウィジェットも同様です。
これで、
・「広告336×280」ウィジェット(Adsense)が非表示→「投稿本文中」ウィジェットで、別の広告を表示
・「広告300×250」ウィジェット(Adsense)が非表示→「投稿本文下」ウィジェットで、別の広告を表示
という設定が完了です。