居酒屋やバーでも人気の商品である、ジントニック。名前はよく聞きますが、実際何を飲んでいるのか知らずに注文している方も多いのではないでしょうか。
・ジントニックはジン+トニックのカクテル。でも、ジンって何?トニックって何?
・名前が似ているカクテル、「ジンバック」。ジントニックとジンバックは何が違うの?
そんな疑問にお答えしていきます!
ジントニックとは
ジントニックとは、その名の通りジン+トニックを混ぜたカクテルのこと。それぞれについて見ていきましょう。
ジンとは
ジンとは、蒸留酒(スピリッツ)と呼ばれる、アルコール度数の高いお酒。ジントニックは、この「ジン」を使ったカクテルなんですね。ちなみにジンは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどが原料に使われています。
スーパーやバーなどで、↓のボトルをよく見かけますよね。
トニックとは
トニックウォーターとは、炭酸水に柑橘系エキス、糖分等を配合した清涼飲料水。これでジンを割ることで、ジントニックが完成します。主なトニックウォーターとしては、カナダドライ、ウイルキンソンなどが有名ですね。
よく似ていますが、トニックウォーターと炭酸水・ソーダは別物。炭酸水+柑橘系エキス+糖分がトニックウォーターです。ちなみにソーダは炭酸水と同じものだと考えてOKです。
ジントニックとジンバックの違いとは
ジントニックの謎が解けたところで、もう一つの疑問「ジントニックとジンバックの違い」を解明していきます。こちらは結論からいうと、ジンを割るものが違います。
ジンバックの「バック」とは、Buck=雄鹿の意味。ジンジャエールとレモンジュースをスピリッツに混ぜるスタイルが、その猛々しさから、Buckと呼ばれるようになったといわれています。
これはジンバックにおいても同じで、すなわち
- ジントニック=ジン+トニックウォーター
- ジンバック = ジン+ジンジャエール+レモンジュース
という違いがあるわけですね。
ジントニックを頼むのは男らしくない?
ジントニックのようなカクテルを頼むのは男らしくない…!なんて声をたまに聞きます。しかし元々ジンは、大衆向けのお酒。そこに女々しさはありませんでした。なので、ジントニック好きな男性は、バーに行ったら心置きなくジントニックを注文しましょう。
また、ジントニックは「ジンとトニックウォーターを混ぜるだけ」というシンプルな作り方ながら、とても奥が深いカクテル。初めてのバーではまずジントニックを頼め、といわれるほどです。
今では万人向けのカクテルに進化したジントニック。ぜひ、老若男女問わずジントニックを味わってください。