AirPAY(Airペイ)がSquareより楽天ペイよりおすすめな理由とデメリット

iPhone発売からはや10周年。多くのサービスが、スマホ・タブレットで提供できるようになりました。

その中で、最近話題なのが決済系のサービス。クレジットカード決済だけでなく、最近増加してきたスマホ決済等にも安価で対応できるとあり、日本だけでなく世界中で決済サービスのあり方が変わり始めています。

そこで本記事では、国内で人気のカード決済サービスであるSquare・楽天ペイ・AirPAY(Airペイ)の3社を徹底比較していきます。

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3社の徹底比較

それではさっそく、各社を比較していきましょう。ここでは①運営会社 ②導入費用 ③対応カード・決済手数料 ④POSレジ連携 の4点から、各サービスを評価していきます。

※以下の内容は2017/4/4時点のものです。最新情報については、必ず公式HPを閲覧いただくようお願いいたします。

比較① 運営会社とサービス開始時期

結論:3社横並び!

Square楽天ペイAirPAY
運営会社Square楽天リクルートライフスタイル
国内サービス開始2013/5-2012/12-2015/11-

まずは各社の基本データから。SquareはアメリカのSquare社が始めたサービスで、決済サービス界の黒船とも呼ばれています。

そしてそれに対抗するは、楽天・リクルートライフスタイル両社。いずれもグループ会社で金融系の事業を扱っていることもあり、サービスの品質には定評があります。

日本国内でのサービス開始時期としては楽天が最初ですが、大きな差ではないでしょう。ここは互角と判断します。

比較② 導入費用

結論:3社横並び!(やや楽天ペイが不利か)

Square楽天ペイAirPAY
カードリーダー費用4,980円
→0円
18,800円
→0円
19,800円
→0円
月額利用料0円0円0円
振込手数料0円0円
(楽天銀行のみ)
0円

続いて導入費用の比較。まず、スマホ決済にはカードリーダーの購入が必要ですが、コチラは各社ともキャッシュバック等のキャンペーンを実施。いずれも実質無料で利用することができます。また、月額利用料・振込手数料についても各社無料です。

手数料については、無料で使うためには楽天銀行を利用しなければならない点で、やや楽天ペイが不利でしょうか。

比較③ 対応カード・決済手数料

結論:AirPAYに楽天ペイが追随!

※数字は決済手数料

Square楽天ペイAirPAY
VISA
3.25%

3.24%

3.24%
Master
3.25%

3.24%

3.24%
AMEX
3.25%

3.24%

3.24%
JCB×
3.74%

3.74%
交通系ICカード
(Suicaなど)
×
3.24%

3.24%
ApplePay×
3.74%

3.74%

続いては、実際の利便性に直結する対応サービスの比較。合わせて、各決済における決済手数料も確認していきます。

クレジットカード系では、楽天ペイ・AirPAYが対応サービス数・手数料ともにSquareを圧倒。SquareはJCBが未対応なのが痛いですね。。

一方交通系ICカード(Suica,Pasmo等)においては、現状AirPAYの一人勝ちという結果に!iPhone7から利用できるようになったApplePayにも既に対応済という点も心強いですね。
楽天ペイも2017年夏以降の対応を発表していますので、今後に期待したいところではあります。

2017年7月31日より、楽天ペイも交通系ICカードの対応を開始しました。ApplePayにも対応済であり、AirPAYと完全に横並びとなりました!



比較④ POSレジ連携

結論:Airレジ対応のAirPAY・Squareに軍配!

Square楽天ペイAirPAY
POSレジ連携
Airレジ

スマレジ等

Airレジ

最後に、タブレットで使えるPOSレジアプリとの連携について。AirPAYは業界No1のAirレジとの連携が強みですね。Airレジも自社グループのサービスであることから、アップデートなどがあっても高い親和性が維持されることが期待できます。

一方楽天ペイは、複数のPOSレジアプリと対応していますので、もし既に使用しているアプリがあるのであれば検討してみてもよいでしょう。

結論:今導入するならAirPAY!

それでは、ここまでのまとめです。

Square楽天ペイAirPAY
①運営会社★★★★★★★★★
②導入費用★★★★★☆★★★
③対応カード・決済手数料★☆☆★★★★★★
④POSレジ連携★★★★★☆★★★
総合3位2位1位

料金面での競争が激しく悩みましたが、ここではAirPAYがベストの選択と判断しました!決め手は対応サービスの充実度です。

Airペイのデメリットにみる、その特徴とは

ここまでAirペイについてその魅力をお伝えしてきましたが、導入にあたっては、そのデメリットも気になるところ。そこで、Airペイのメリットについてお伝えします。

デメリット① アンドロイドは利用不可

便利なAirペイですが、現時点ではiOSのみ対応。従ってApple製品(iPhone・ iPadなど)を保有していることが前提になります。もっとも、現時点でiPhone等を使用している店舗の方にとっては全く問題にはなりませんね。

また、最近では、おトクケータイ.netなど、通信キャリアのiPhoneを安く提供してくれるオンラインショップもありますので、必要に応じてそういったサイトでiPhoneを購入するとよいでしょう。


デメリット② 支払い方法は1回のみ

現時点では、分割払いには対応していません。したがって支払い方法は一括払いのみとなります。(これは楽天ペイ、squareも同様です。)

しかし、多くの消費者にとって大切なのは「カードが使えるか」。まずは導入してみて、利用者の声を聞いてみることをオススメします!

決済の常識を変える、カード決済サービス。ぜひ、導入を検討してみてください。



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