リオ五輪予選を勝ち抜き、32年ぶりのオリンピック出場を決めた男子水球日本代表「ポセイドンジャパン」。そこで今回は、水球というスポーツの魅力と、そのフィールドで戦う日本代表メンバーを紹介します。
水球とは
水球とは、プール内で互いのゴールにボールを入れあう競技。1チームは7人で構成され、水中のハンドボール・格闘技ともいわれます。
水深は2m以上あるため、選手は常に立ち泳ぎが基本。公式戦は8分×4ピリオドで行われることを考えると、それだけでも大変ハードな競技であることがわかるでしょう。
また、1回あたりの攻撃時間は30秒以内と定められているため、試合運びもとてもスピード感あるものとなります。
より詳しいルールは、水球日本代表の公式応援サイトが動画を公開していますので、参考にしてみてください。
リオ五輪 水球日本代表
水球はとかく体力が要求されるスポーツであるため、小柄な日本人は不利と言われており、実際ここしばらくは五輪の舞台から遠ざかっていました。
しかしこのたび、男子水球チームがリオ五輪の予選を勝ち抜き、1984年ロス五輪以来のオリンピック出場を決めました!
ポセイドンジャパンの名前の由来
そんな水球日本代表は、ポセイドンジャパンの愛称で親しまれています。
これは、ギリシャ神話に出てくる海の神・ポセイドンのように、水中で力強く躍動してほしいという願いを込めて名付けられました。
ポセイドンジャパンのロゴ。「ゴール」そして「信念」をあらわす2本の柱の間に、日の丸が輝いています。
ポセイドンジャパン(男子)の選手一覧
所属 | |
棚村 克行 | ブルボンKZ |
志水 祐介 | |
保田 賢也 | |
筈井 翔太 | |
福島 丈貴 | 日体大 |
飯田 純士 | |
荒井 陸 | |
足立 聖弥 | |
大川 慶悟 | 全日体大 |
柳瀬 彰良 | |
竹井 昂司 | |
角野 友紀 | |
志賀 光明 |
リオ五輪 水球日本代表の注目選手
保田 賢也
・1989年3月29日生まれ
・所属:ブルボンウォーターポロクラブ柏崎
2014年、フジテレビ系の人気番組「テラスハウス」に出演していたことで話題に。
しかし日本代表には2008年から招集されており、話題性だけではなく実力も本物。
大本 洋嗣 ヘッドコーチ
・1967年生まれ
・所属:日本体育大学(体育学部准教授)
「超攻撃型ディフェンス」を打ち出し、水球男子日本代表を32年ぶりの五輪に導いた立役者。
オリンピックで通算1勝の水球男子日本代表を、大会の台風の目とできるか。